兵庫・淡路島出身の阪神2年目村上頌樹投手(23)は、厳粛に「1・17」を迎えた。

練習前に被災者に黙とうをささげた右腕は「(95年は)僕が生まれる4年前で、姉ちゃんが生まれた年なので、(両親から)よく聞きました」。小学生のころから授業などで震災を学ぶ機会も多く、「大震災でいろんなことが変わった。亡くなった人も助かった人もいる。(家族が)助かった分、命が続いているので、しっかりやらないといけない」と改めて気を引き締めた。