ソフトバンクは17日、熊本県内で合同自主トレを行っていた松田宣浩内野手(38)、牧原大成内野手(29)、野村大樹内野手(21)の3選手に新型コロナウイルの陽性反応が出たことを発表した。 ほか他球団3選手とスタッフ1名を含め、7名の陽性が確認された。

<ソフトバンクのコロナ感染>

◆12日 渡辺陸が陽性判定を受けた。11日に球団施設利用者に義務付けられているスクリーニング検査で陽性疑い。翌日にPCR検査を受検したところ、陽性判定となった。渡辺陸は福岡工大グラウンドで中村晃らと合同自主トレを行っていた。自主トレ参加の中村晃、栗原、柳町、日本ハム中島とスタッフ3人は陰性判定だった。一時、活動を休止。

◆14日 渡辺陸以外の4選手、スタッフ3人が所轄保健所より濃厚接触者と判断された。いずれもPCR検査は陰性判定。濃厚接触者については保健所の指示に従い、経過観察を行いながら、他選手や一般人と接触のない方法、場所で自主トレーニングを再開した。

◆17日 2カ所の合同自主トレで、ソフトバンク所属の計6選手が陽性。柳田らが参加する佐賀・嬉野市内での自主トレで、15日に一部選手が発熱などの体調不良を訴え、翌16日に参加する選手、スタッフ12人がPCR検査を実施。柳田、真砂、谷川原と西武戸川、ロッテ安田、日本ハム清宮の選手6人とスタッフ2人が陽性判定を受けた。また、熊本県内での自主トレでは松田、牧原大、野村大と他球団の3選手、スタッフ1人が陽性判定。15日に一部選手が発熱の症状を訴え、翌16日に選手、スタッフ計13人が検査して判明した。陽性者はそれぞれ公共交通機関を利用せずに移動し、自宅や指定ホテルで療養。陰性判定だった他の選手、スタッフらは濃厚接触者判定を待ち、自宅などで待機。