日本ハム野村佑希内野手(21)が新たな筋肉のよろいに強打者の動きをインプットさせ“新ジェームス”に進化する。

沖縄・伊江島で杉谷らと自主トレに励んでおり、体重が2キロ以上増えた。杉谷同様、ゴリラ化が進み「重いな~というより、体が大きく出来ている感じ。プロに入って93キロの壁を超えずにやっていたので、そこを超えたのは1つの成長」と手応えを口にした。

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これも激しいトレーニングの成果だ。練習では約80キロのソリを1メートル引いて20秒休み、再び引く「スレッド」と呼ばれるメニューがあり、特に過酷だという。「吐きそうになった。酸欠状態になりながら重い物を引いているので、毎回毎回セットのたびにグロッキーになっている」と明かした。

増量して行っている打撃時の感触も良く、「筋肉がついて体をうまく扱える。そういう筋力がついたかなと思う」。大きくなった体を効果的に動かすイメージづくりにも着手。「去年はヒットは出ても長打の面で物足りないことがあった。鈴木誠也さん、(巨人)岡本さん、(ヤクルト)村上さんとかの映像を見ながら、どうやったら出来るのかを考えながらやっている」。肉体、頭脳ともにブラッシュアップし、長打量産につなげる。