日本ハムの韋駄天(いだてん)・五十幡亮汰外野手(23)が、スピードスターへの弟子入りを熱望した。

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25日、沖縄・名護で先乗り自主トレを実施。春季キャンプで臨時コーチとして招聘(しょうへい)することが有力視されている元阪神の赤星憲広氏(45)について「出塁率が高くて、スタートしてからの加速、スライディングと、自分に足りない技術を数多く持たれている。来ていただけるなら、走塁に関する全ての部分を聞いてみたい」と目を輝かせた。

赤星氏は新人から5年連続で盗塁王に輝き、実働9年で通算381盗塁を決めた。「小さいころから、すごい足の速さだと思って見ていました」と、五十幡にとっては野球少年のころから憧れの存在だった。

まだ正式決定はしていないが、同氏は23日のテレビ番組で「正式なオファーをいただけたら、お力になりたい」と話している。実現すれば、シーズン80盗塁を目標に掲げる五十幡にとって、かけがえのない時間となりそうだ。