DeNAのリードオフマン、桑原将志外野手(28)が28日、横須賀市内の練習施設「DOCK」で自主トレを行った。

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1月は6日から23日まで千葉・館山で同僚の知野や田部と合同で自主トレを敢行。「マックスが100だとしたら、100に近いものがある。でもまだまだ成長していけると思う。去年作り上げたものをさらに進化させたい」と自身の伸びしろに期待した。

昨季は1番打者として、打率3割1分、14本塁打、出塁率3割6分9厘とキャリアハイをマーク。長打率は4割7分4厘を誇った。自主トレでは心と体を鍛錬。「ひたすら走っていただけです。まずは技術的なところは春から見直したらいいと思うんですけど、1年間戦い抜ける体力がないと。体に不安あると塁上に出たとき勝負できない」と、追い込んだ。

打てた喜びよりも、負けた悔しさの方が胸に残っている。昨季は最下位で終え「僕も反撃という悔しい気持ちあるんで、それはチームみんなが思っているし、そういう強い気持ちで戦わないといけない。最後シーズン終わったとき笑えるように、1本1本気持ち込めてやることが大事。その積み重ねだと思う」とチーム一丸での逆襲を誓った。