ロッテ小川龍成内野手(23)が29日、沖縄・石垣島での自主トレ後に、報道陣のリモート取材に対応した。

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20年ドラフト3位で国学院大から入団し、プロ1年目の昨季はオープン戦終盤までアピールを続けていた。しかし3月19日の巨人戦(東京ドーム)でアクシデントが。二盗を企画した際、スライディングで右ひざを痛め途中交代になった。右足が下でも、左足が下でも、滑れる技術を持っていた。しかし。

「ちょっと送球がそれた感じがあって。ちょっと足が合わなかったというか、迷った部分で、ああいったスライディングになってしまいました」。

順調から一転、2軍での実戦復帰までも約1カ月かかった。「やっぱりあのプレーで(開幕)1軍逃してしまいましたし。1プレーの怖さを感じました」。手痛い経験の分、開幕1軍への思いは募る。「ショートのレギュラー候補として活躍できるように、やっていきたいなと」。激戦区に立ち向かう。【金子真仁】