中日のドラフト1位ブライト健太外野手(22=上武大)がビシエドに弟子入り志願した。

中日新人選手らが31日、春季キャンプに向け沖縄入り。1軍キャンプに選抜された主軸候補ブライトは「ビシエドさんにバッティングのことを聞きたい」と、主砲にラブコールを送った。

【関連記事】中日ニュース一覧

中日のドラフト1位としては4年ぶりに1軍キャンプスタートを決めたブライトは、南国入りと同時にビシエドに弟子入り志願した。「低い弾道で打球速度も速く飛ばすところを聞きたい。自分はフルスイングで崩れるので、崩れない体の使い方を教わりたい」と目を輝かせた。

大学3年オフに、動画サイトで見つけたビシエドの姿に魅了された。「自分の目指す形はこれだと思った。すごく楽しみ。一緒に野球できるのが本当に光栄です」。2年間、頭に焼き付けたお手本との対面に胸を膨らませた。

休日返上で約2時間、北谷球場でマシン打撃などに打ち込んだビシエドも「ナゴヤ球場で見たけど彼は体もしっかりしている。聞いてきたことは全部教えるよ」と弟子入りを歓迎した。憧れのジャッキー・ロビンソンの背番号42を背負ったルーキーが、主砲から強打の帝王学を学ぶ。【伊東大介】