巨人中田翔内野手(32)が2日、宮崎キャンプ視察に訪れた侍ジャパン栗山英樹監督(60)と再会を果たした。

公の場で顔を合わせるのは昨年7月以来だった。

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木の花ドームでのマシン打撃中に栗山監督がケージ裏に陣取った。中田は一区切りで、同監督に元に小走りで出向き、あいさつした。

同監督は「いろんなうまくいかないことや、失敗することもいっぱいあるんだけど、それをどうやって恩返しするのかっていうのは、本人が一番分かってくれるし、やっぱりファンの人たちに、我々野球人はユニホームでこのグラウンドで結果を出して喜んでもらう、何かこのコロナの状況に元気をお届けすることが使命だと思う。これまでどうのこうのよりもしっかりそれはやってほしいなと、やってくれるとこっちは信じています」と話した。

練習後に取材に応じた中田は「僕にとっては、また違った特別な感情がありますし、まずは、チームで結果を残して、その後にそういう風なものに選ばれたら最高だなと思いますし、その中でまた監督と同じユニホームを着てやれるというのは僕にとってはすごく特別なものがある。そうなれるように頑張りたいですね」と23年春に予定されているWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)出場にも意欲を見せた。

中田と栗山監督は日本ハム時代に監督と選手の間柄でプレーした。