ソフトバンクは28日、宮崎春季キャンプを打ち上げた。就任初の春季キャンプを総括した、藤本博史監督(58)の一問一答は以下の通り。

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-キャンプを総括して

藤本監督 世代交代と言われる中、若い選手が元気を出して目の色を変えて練習に取り組んでくれたと思います。

-投手のMVPは

藤本監督 うーん、投手陣ですか。まあ若手の先発候補の中で、田中正義ですかね。去年1軍で経験して、少し自信も見えるし、やってやろうという気持ちも見えるし、結果も出ている。そのへんはこのキャンプのMVP、投手部門は田中正義ですね。

-若手野手のアピールは

藤本監督 井上なんかはいいアピールをしてくれましたよね。サードはリチャードと松田の競争だと言われている中で、すごくキャンプでいいものを見せてくれた。野手のMVPは井上ですよね。

-オープン戦は

藤本監督 当然連れて行きます。競争してますからね。

-1軍絞り込みは

藤本監督 10日くらいまでにはある程度見極めたい。最後まで競争したら状態を上げるのも難しい。

-現時点でのメンバー入れ替えは

藤本監督 谷川原と九鬼を入れ替えるという形で。(野手)20人で行きたいと思っていたんですけど、どうしてもコーチ陣が見たいというところもあって、そこの入れ替えだけですね。野村勇が今ノースローなので、とりあえず1週間向こう(筑後)で調整して、2軍の試合に出てもらって、また10日の遠征から連れて行って、状態を見ようかなと思います。

-不振のリチャードは

藤本監督 連れて行きます。いろいろ意見が出てね、今リチャードもどん底のところで悩みまくってますからね。どこか試合の中でいいきっかけ、ヒントをつかんでくれたら上がってくると思うし、あのまま終わるわけもないと思う。今の状態じゃ本当に厳しいですよね。本人もはい上がろうとしないといけない。今のままズルズルいったらまた去年と一緒になってしまいますよね。

-3月2日からは柳田も出場

藤本監督 柳田は一応、5日くらいまでは2打席。守りは就かせます。本人は状態いいと言ってますけどね、ぼくには普通にしか見えないですけど。