三つどもえの戦い。広島ドラフト2位森翔平投手(24=三菱重工West)、小林樹斗投手(19)、玉村昇悟投手(20)の若手3投手が1日、横浜スタジアムで練習を行った。

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佐々岡監督は春季キャンプ打ち上げ時、残る先発2枠について「よほどのことがない限りは3人で」と、若手3投手から起用することを示唆した。2日に森が先発し、3日は小林が先発して、玉村が中継ぎ登板。開幕ローテ候補3投手がそろって2連戦に登板する。

3投手はいずれも、練習試合ですでにDeNAと対戦している。玉村は2月16日に先発して3回4安打2失点。同日4番手の小林は3回1安打無失点だった。22日に先発した森は3回5安打1失点。3投手ともに前回の対外試合登板からの再戦となる。

まず2日に先発マウンドに上がる森は「しっかり(先発)5人目を勝ち取れるようにやっていきたいなという気持ちは強い」と意気込めば、先発候補最年少の小林は「もちろん負けたくない気持ちもありますし、何とか開幕ローテーション入りたい気持ちもある。まずは結果にこだわってやりたい」と1歩も引くつもりはない。一方、昨季5勝の玉村は「あまり気負わず、目の前の試合、登板に全力を出していきたいと思います」と足元を見つめる。

2日からの2連戦は開幕カードと同じ相手であり、同じ球場。若手3投手には、大きなアピールの舞台となる。