1軍より一足早く、19日にイースタン・リーグが開幕! 各球団の注目若手選手をピックアップしました。

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【巨人編】

必殺の“かめはめ波ボール”で1軍マウンドを目指す。巨人ドラフト2位の山田龍聖投手(21=JR東日本)は出どころの見えにくいフォームから繰り出される最速153キロの直球を武器にする左腕。幼少期からドラゴンボールが好きで、練習用グラブには「かめはめ波」と刺しゅうしている。

高岡商(富山)時代の2年夏には、ロッテ藤原、中日根尾、日本ハム柿木、巨人横川らを擁し春夏連覇した大阪桐蔭と甲子園で対決。敗れはしたが、8回完投し、3失点11奪三振と存在感を示し、注目された。

オープン戦では、2試合に登板し、計2回を2安打1失点3四球。開幕1軍入りは遠ざかった。2軍からアピールし、東京ドームで“かめはめ波ボール”を見せつける。

野手では、ドラフト5位・岡田悠希外野手(22=法大)の愚直な積極性に注目だ。持ち味の思い切りの良い打撃を武器にするイケメン。オープン戦デビューとなった2月26日の広島戦(セルラースタジアム那覇)では、1軍初スタメンの初回先頭、初打席の初球を捉え、初安打を記録した。幸先の良いスタートで、開幕1軍へアピールしたが、以降は17打席無安打で2軍行きとなった。

地元・広島のスターであるソフトバンク柳田のように“トリプルスリー”を最大の目標に掲げる。右投げ左打ちでセンスあふれる逆方向への長打や、肩の強さが魅力。積極姿勢で2軍から猛アピールする。【小早川宗一郎】