楽天の“不変の”男たちが仕事を果たした。2点を追う6回2死一、二塁で3番浅村栄斗内野手が中前適時打。続く一、三塁で4番島内宏明外野手が中前へ適時打を放ち、同点とした。浅村は「得点圏で回ってくる打席も去年よりはるかに多くなると思う。チャンスでしっかり打ちたいし、チャンスも作りたい。やることは去年と変わらない」と気合を入れていた。

【ニッカン式スコア】19日の中日-楽天戦詳細スコア

昨季は101試合で「3番浅村、4番島内」の並び。一方で、今季の打線は、西川や好調の和田、新外国人選手やドラフト2位安田悠馬捕手(22=愛知大)ら新たな顔触れが名を連ねる。その中で主軸が存在感を見せた。石井GM兼監督は「やっぱり浅村、島内は主軸で回ってくれることがチームにとっては一番健康だと思う。期待するというよりは、やってくれるものだと思っている」。チームの状況や、選手の状態によって、今後配置が流動的になる可能性もあるが、絶大な信頼を置いた。