広島森下暢仁投手(24)がプロ初の猛打賞を記録した。

1-0の3回先頭ではDeNA先発大貫晋一投手(28)の低めの落ちる球を中前にはじき返した。

【ニッカン式スコア】26日のDeNA-広島戦詳細スコア

4回2死一、二塁では大貫のスライダー系の変化球を右翼線にはじき返し2点適時二塁打。二塁上では万歳で喜びを表現した。

7-2としなお2死一、二塁の5回には2番手田中健二朗投手(32)の低めフォークをバットの先に当て、左前に落とした。二塁走者が生還し2打席連続の適時打を決めた。3打席を終え、3打数3安打3打点。9番打者がバットでも大活躍だ。

森下は1年目の3打点がキャリアハイ。2年目はシーズンで1打点にとどまっていた。3年目の今季、1試合目にして早くも打点キャリアハイに並んだ。

▼投手の森下が3安打、3打点の活躍で、広島は開幕戦の11点に続いて2桁得点。投手の猛打賞は17年10月1日ウィーランド(DeNA)以来で、広島では98年5月12日加藤がヤクルト戦で3安打して以来、24年ぶり。開幕戦から2試合連続2桁得点は1リーグ時代の37年春の阪急14点→17点、パ・リーグの53年西鉄11点→13点、91年西武14点→15点に次いで4度目となり、セ・リーグでは初。今日の試合で、広島がプロ野球初の開幕戦から3試合連続2桁得点に挑戦する。