西武ドラフト2位の佐藤隼輔投手(22)が29日の日本ハム戦でプロ初登板、初先発する。

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28日は札幌市内の屋内練習場で前日調整。「自分も続ければいい」。26日に7回1安打無失点の快投で初勝利を挙げたドラフト1位隅田に続く、白星を誓った。

隅田の投球は「ロッカーのテレビ」で観戦し、「すごいな」と刺激を受けた。寮で会うと、「次は隼ちゃんの番だね」と背中を押された。もともとはリリーフで起用される方針だった。しかし、今井が右内転筋の張りで登板回避となり、代役として先発のチャンスが巡ってきた。「まずはしっかりゲームをつくること。今は真っすぐが軸になっている。しっかり腕を振って、いい真っすぐを投げていければ」と語った。

日本ハムは本拠地開幕戦となる。BIGBOSSは「前代未聞」「世界初の試み」というサプライズを企画している。異様な雰囲気の中で、マウンドに立つことになりそうだが、佐藤は「関係ないんじゃないですか。やることは変わらないと思う。あんまり気にしない」と頼もしい。揺るがず、持っている力を発揮する。