槙原寛己氏(58)が17日、上原浩治氏(47)に代わってTBS系テレビ「サンデーモーニング」の御意見番として出演した。リモートで巨人原辰徳監督(63)が出演した。

ロッテ佐々木朗希投手(20)が、10日のオリックス戦で日本新の13者連続奪三振と日本タイ記録の1試合19奪三振、さらにプロ野球28年ぶりの完全試合を達成したことについて語り、槙原氏は「大あっぱれ!」、原氏は「あっぱれ!」を出した。

原氏は「オープン戦の時に彼と戦ったんですが、その雰囲気あった。一方、聞いたときには、やっぱりなというような、そういうことを感じさせるジャイアンツとのオープン戦でもあった」と振り返り、「あんまり戦いたくない」と述べた。

槙原氏は「13連続奪三振というのは、ピッチャーとしては出来ないですよ。これをやって途中から完全試合を継続するのは、完全試合は四球も出せないのでコントロールも要求される、だから13連続奪三振の時は、出力をあげて三振を取りにいって、お客さんも喜ぶじゃないですか。それが途切れたあとも完全試合で、コントロールを気をつけながら投げなきゃいけない。ちょっと普通じゃ考えられない。(レベルは)全然、違います。今回見て、参ったと。拍手を送ることしかない。打たれてもいいやと思えた20歳って、すごいですね。僕は30歳だったので、こんなチャンスはないと思って投げていました。(今後は)まだまだやる可能性は十分にあります。だから怖い」と語った。