今季初の雨天中止で、立浪和義監督(52)は屋内練習場でドラフト2位鵜飼航丞外野手(22=駒大)、京田陽太内野手(28)、平田良介外野手(34)を直接指導した。練習後の立浪監督の一問一答は以下の通り

-雨天中止で残念

「打撃をチェックしないといけない選手がいたので、ちょうどいい機会になった」

-鵜飼への指導が長かった

「あれだけ空振りしたらね。あれだけスイングが人より速くて、あれだけ当たらないのは何かおかしい。トップに入ってから球を見るところがない。巨人の坂本が速く準備して、ここで間が取れる」

-早いカウントの変化球を空振りする

「普通は初球の変化球は待つでしょう。その辺も含めて。スイングが速いから、もう少しタイミングと間ができだしたらあそこまで空振りはしない。もう少し確率を上げないと(笑い)。どうやってあんな空振りするんだと」

-明日からの試合では鵜飼を使うか

「明日は誰? (西勇の予定に)考えておきます」

-京田の指導にも時間を割いた

「距離が取れないと速い球に差し込まれる。打ちに行ったら止まらない、エビみたいな。形ができていないからああなる。(エンゼルス)大谷みたいにパっと作るのは、よほどスイングが速くないとできない。どうタイミングを取って、あの形にもっていけるか。去年、臨時コーチに行ったときから、距離を取れ、距離を取れと。試合になったら小さくなって手が動かなくなる。自分でやるべきことがわかって、できないだけ。克服していかないと」

-打線では2人に期待か

「みんな打たないと勝てない。一番はビシエドが打ってくれないと。京田らは守備をしっかりしてくれればいい。打てるに越したことはないが。一番はビシエドが早く調子を上げてくれないと、このチームは何ともならない」

-45歳誕生日の福留は12打席無安打

「今までのことはいい。チームが勝ってきている。ここから活躍してくれれば。何本か貢献してくれればそれだけで十分。自分も代打で20打席ぐらい打てなかった。開幕から。5月半ばぐらいまで。辛いですよ。重たいしね。いいところで出ていたんで。勝敗左右するところで出ていたんできつい、結果出すしかない。4打席あれば何とかなると思ったけど、そこそこいい投手とかワンポイントが来たりする中で打つことって難しい。でもそれが仕事なんでね」

-大野雄は3戦目

「3つめになると言っていたんじゃないかな。だいたい、雨だなと思いながら、先発投手は緊張感が伸びるんで、大変だとは思いますけど」

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