阪神がまたしてもヤクルト先発の小川に屈し、今季11度目の完封負けを喫した。前回本拠地で迎えた3日の対戦では完封勝利を献上した相手に、再び打線が沈黙。3度の得点圏をものにできず、小川に16イニング連続で無得点に抑え込まれた。小川が降板した8回以降も、リリーフ陣になすすべなかった。

打線は振るわなかったものの、斎藤友貴哉投手(27)が投手陣の21試合連続3失点以内に一役買った。

3点ビハインドの8回に登板。先頭のオスナを三ゴロに打ち取ると、長岡を空振り三振。代打太田は三塁佐藤輝の悪送球で出塁させたが、塩見を155キロの直球で空振り三振に仕留めた。力強い投球で1回を0封し「チームに流れをもっていくように、強気で攻めの投球を心がけました。今日のような投球が続けられるように準備していきたい」と引き締めていた。

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