立大は、先発の今秋ドラフト候補右腕・荘司康誠投手(4年=新潟明訓)が粘り強く投げたが9回裏に追いつかれ、延長戦の末に引き分けた。

荘司は、初完投にむけて3-1で迎えた9回も150キロ台を連発。味方の失策や連打で2点を失い追いつかれたが、最後は2死二、三塁で迎えた場面で直球で空振り三振を奪い、勝ち越しは許さなかった。

リーグ戦で最長となる9回を154球で投げきり、被安打7の3失点。「1点を争うゲームで、終盤勝負と予想していた。最後に粘れなかったところが悔しい」と反省した。溝口智成監督(54)から「元気がないな」と突っ込まれると、「悔しいです」と再び口にした。

打線は0-0で迎えた8回1死一塁、吉岡広貴外野手(4年=広陵)が明大の2番手・高山陽成投手(4年=作新学院)の2球目135キロをとらえて右中間を破る適時三塁打。1点を先制した。さらにスクイズも決めるなど、この回一挙3点を奪った。その後は走塁死も響き、追加点を挙げられなかった。溝口監督は「自ら(勝利を)手放したような感じ。もったいない。流れは厳しくて普通なら負けているが、引き分けたのはまだどっちに転ぶか分からないということ」と話した。