オリックス平野佳寿のNPB史上7人目となる通算200セーブ達成を祝福し、京産大時代の恩師である勝村法彦前監督(65)が、日刊スポーツに手記を寄せた。
おめでとう!と一言で表せないほどです。ここまで来るのに、ものすごく地道な積み重ねがあったと思います。彼は昔から素材が良いだけでなく、メンタル面の強さもありました。メジャーにも挑戦したり、継続した対応力がステップアップにつながっていると思います。
平野との出会いは、彼が鳥羽高校2年生の秋です。16歳でした。当時はエースでなくて2番手ピッチャー。西京極球場での試合中にブルペンで投球練習している彼をちらっと見て、ビビッときました。そこから、彼のマウンドさばきが見たくなって、3年春の試合を太陽が丘まで視察に行きました。京都学園の大隣くんとの投げ合いを、バックネット裏でかじりついて見てました。能力も、立ち振る舞いも「間違いない」と確信した日ですね。
投球フォームを指導したことはありません。真っすぐに立ち、真っすぐに歩くこと。それだけ教えた記憶があります。本当に、何も教えたことがありません。今でも、きれいにマウンドに立ってます。あそこまで到達するのは大変。感心しています。
彼の著書「地味を笑うな」も読みました。正直な気持ちを表現していて、彼らしいなと。250セーブで名球会入りですか。これからも積み重ねの日々だと思います。コンディション管理を徹底して、1年でも長く現役生活を送って欲しいですね。



