右膝内側側副靱帯(じんたい)損傷で離脱中の巨人坂本勇人内野手(33)が、38日ぶりに実戦で守備に就いた。イースタン・リーグのロッテ戦(ジャイアンツ)に「3番・遊撃」でスタメン出場。5回に途中交代するまで2度の守備機会に「膝も悪くない。ここから一気に上がってくると思う」と好感触を得た。

「1軍戦でも守れるまでに状態は戻っているか」と問われ「そうでないと試合に出ていない。すごくいい」と断言。順調にいけば今週中にも1軍復帰する可能性がある。8日の同ロッテ戦も出場し「(今日より)長く出て」状態を確認する。

坂本は4月30日の阪神戦(東京ドーム)の守備で負傷し、翌5月1日に出場選手登録を抹消された。同25日の3軍戦で実戦復帰後は、2軍戦を含め3試合に出場していたが、患部の状態と負担を考慮し、いずれも指名打者だった。

【関連記事】巨人ニュース一覧