巨人がプロ4年目戸郷翔征投手(22)の初完投勝利で2連勝を挙げた。戸郷は初回に楽天浅村に先制ソロを浴びたが、1軍初バッテリーの山瀬とともに、2回以降は楽天打線を2安打無得点。132球を投げ、4安打9奪三振の1失点で、ハーラートップタイの7勝目を挙げた。

打線も2回、楽天藤井に集中打を浴びせた。無死満塁からポランコが同点犠飛。続く増田陸が左中間に決勝の適時二塁打。2死一、三塁から左前適時打を放った丸は、4回2死から貴重な追加点となる13号ソロを決めた。

試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。

-戸郷が完投

「ねえ! スライダーが良かったね。今日ね。スライダー、非常にコンビネーションが良かったしね」

-山瀬もうまく引き出した

「ねえ! と思いますけど。はい。お互いが自分を出すことができたというかね。翔征はある意味、引っ張ったかもしれない。まあ、山瀬も何か引き出したのではないかなっていう感じがしますね。新鮮で非常に良かったと思います」

-9回は戸郷に任せるという形で

「そうですね。(代える)材料はなかったですね」

-球数も110、120とかでもいけると

「100…130超えてたらちょっと考えるけど。血圧か、それじゃ(笑い)」

-打線は失点直後に3得点

「そうですね、四球をしっかり絡めたっていうところに、集中力があったと思いますね」

-増田陸

「守備もね、声もね、ピッチャーに対して出るようになってきてるしね。良さが出てますね。どんどん」

【関連記事】巨人ニュース一覧