中日が今季2度目の5連敗を喫し、借金は最多の「7」となった。先発転向2戦目の岡田俊哉投手(30)が初回3失点で降板。5回には日本ハムに1死二、三塁から2点スクイズも決められるなどで失点。打線も沈黙し0-10のワンサイドゲームで今季11度目の完封負け。交流戦負け越しも決まった。試合後の立浪和義監督のコメントは以下の通り。

 

-岡田が制球を乱して1回で降板

「本人も意気込んではいた。ファームで頑張ってたので、チャンスは与えたが、ストライクが入らなかったら、調子うんぬんではなく、本人の気持ちの問題と思う。ここをクリアしてくれないと」

-1回で交代というのは

立浪監督 「今の打線の状態を考えると、3点を追いかける形になる。5回に次の3点取られるまでに、(中日が)1点もかえせなかったことが全て」

-2ランスクイズも決められた

立浪監督 「本当にいいようにやられている。反省して、1つでも取り返せるように、それしかない」

-A・マルティネスが久々の一塁守備でスクイズを決められた

立浪監督 「一塁に早く投げないといけないというところでファンブルした。4点ビハインドだから、2ストライクからでもスクイズとか、気配もあった。向こうの流れで、いいようにやられた」

-今季最大点差をつけられ5連敗

立浪監督 「よくなりかけて、ロッテ戦の初戦負けから、こういう流れになってる。負け出すと投打ともにズルズルいってしまう。昨日は大野雄が頑張ってくれたが、我々、選手も含めて、しっかり受け止めて、強くなっていかないといけない」

-どう打開する

立浪監督 「日本ハムの選手はパ・リーグ最下位だがハツラツと、ぎらぎらと目を輝かせている。ウチの打線はチャンスなのにピンチのような感じで打席に立ってる。開幕からずっと言ってるが、思い切って積極的にやることを続けていかないといけない」

-鵜飼は9打席連続三振

立浪監督 「結果がでないと打席でもいろいろ…。空振りを恐れずにと言っている。初球に変化球待ってて、真っすぐでとられて。変化球待ってるところで、逆で。悪い意味ではまっている。空振りはしてもいいと言ってる。試合の中で球の見極めができるようになってくればと思って出している」

-起用方針は変えない

立浪監督 「あんまり続くとね。先発投手も勝つためにやっている。内容も多少はね。あまりにもとんでもないボール振ってると…。先発投手は勝つために一生懸命やっている」

-最下位転落の可能性も出てきた

立浪監督 「それが今のチームの力。まだまだ先に試合はある。1つでも上にいけるように頑張ってやっていきます」

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