ミスターの熱血指導に即結果で応えた。巨人中田翔内野手(33)が、1点を追う6回2死、日本ハム池田の外角145キロ直球を、右翼ポール際に運ぶ6号ソロ。貫禄の1発を見舞った。
「長嶋さんがアドバイスしてくれたことを、しっかりと頭にたたき込んで、試行錯誤して自分なりのスタイルで挑んだ結果、ホームランが出ました」と感謝した。
室内練習場で行われた試合前練習中、電撃訪問した長嶋茂雄終身名誉監督(86)から熱血指導を受けた。フリー打撃では、真後ろから熱視線を送られ、時には「オッケー! 」「よしっ! 」と声をかけられた。コンパクトなスイングに加え、バットを短く持って工夫することを助言された。約40分間にも及ぶ打撃指導を終えると、最後は左手で力強く握手を交わして、パワーをもらった。「今日も1打席目はバットを短く持ってみたり、打席の立ち位置を変えてみたり、3打席の中でいろいろと試せたのでよかったかなと思います」と金言を結果につなげた。
昨年9月13日に、打撃不振で2軍調整中にミスターからの電撃訪問を受けて以来2度目。1度目の際、長嶋終身名誉監督は「しっかりと良い姿勢で構えることと腰を強く回す意識を、伝えました。きっと近いうちに、東京ドームで中田選手の特大ホームランが見られると思うよ」と話しており、中田はその翌14日からのイースタン・リーグ楽天戦3連戦で、3本塁打を含む6安打8打点と爆発していた。
2度目のこの日も、即結果に結びつけ「長嶋さんに教えてもらえた、関われたのは自分の野球人生で財産になっていくと思う。前回言われたことも覚えてるし、長嶋さんがおっしゃっていたことを支点にいろいろと考えて、自分のスタイルにしていけたら」と期待に応える活躍を誓った。



