DeNAの選手コラム「ハマスタ現場発」の第5回は、大田泰示外野手(32)。右太もも裏の肉離れから3日の楽天戦(横浜)で1軍に復帰し、7日からの日本ハム3連戦では、古巣の本拠地・札幌ドームに凱旋(がいせん)した。ファンへの感謝の思いとともに、今後への意気込みを語った。

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シーズンでは今年最初で最後の札幌ドームでしたが、僕のタオルを持って手を振ってくれるファンの方々もいて、素直にうれしかったです。試合に出る姿をお見せすることはできなかったですけど、ファイターズを自由契約になって、しっかりと移籍のご報告ができていなかったので、感謝の思いを伝えさせていただきました。

(5月9日の肉離れでの抹消後は)テレビで試合を見ながら、関根だったり、蝦名だったり、僕よりも年下の若い選手が非常に頑張って、必死に食らいついていく姿を見て、すごくいいことだなと思いました。僕自身もそういう選手たちに負けないように早く治して、しっかり競争できればいいなと思いながら、ファームで練習してきました。

ベイスターズは非常に力がある選手が多いですし、僕も一緒にプレーすることで、まだまだ成長できると感じています。野球に対して貪欲にやれるチームなので、すごくやりがいもあります。17日の阪神戦からリーグ戦が再開しますが、もっとコンディションを上げて、もっとチームに貢献できるように頑張りたいです。(DeNA外野手)