巨人が今季4度目の無得点負けで3連敗を喫し、交流戦明けは黒星スタートとなった。先発菅野は最速144キロながらも変化球を織り交ぜて緩急を駆使。丁寧な投球で中日大野雄との投手戦を演じた。0-0の8回2死満塁で代打石川を送られて降板となったが7回を84球、6安打4奪三振と好投。だが8回に2番手今村が2失点を喫した。

打線は援護できなかった。8回2死満塁ではこの日に1軍登録された石川が3球三振で好機を生かせず。大野雄、R・マルティネスの前に3安打無得点に抑えられた。

試合後、原辰徳監督(63)の主な一問一答は以下の通り。

-菅野は序盤から丁寧に試合を作った

「そうですね。緩急ついていたしね。うん」

-8回2死満塁で代打に石川を起用した理由

「ナカジ(中島)は1人残しておきたかったね。1人残して、(2死一、二塁で)中田で勝負して。(四球になり)それで慎吾(石川)にというところですね」

-打線が1出なかった

「そうですね。やっぱり0点ではね、点取りゲームだから。なかなか難しいでしょうね、支配するのは」

-8回は2番手で今村だったのは左打者が3人続くから

「詳しいことはともかくとしても、勝ち越してなかったというところですね」

-延長戦も見据えながら

「もちろん、もちろん。あそこで勝ち越していればというところはね、柔軟に…、変わる可能性はあるね」

-リーグ戦再開で黒星スタート

「ベストを尽くしてね、やっているわけですから。明日は同じ気持ちで戦いに挑む」

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