ヤクルト村上宗隆内野手(22)が、今季4本目の満塁弾となる22号本塁打を放った。

初回、いきなりの無死満塁で迎えた第1打席、フルカウントから中日岡野の130キロのフォークを右翼席にたたき込んだ。「打ったのはフォークです。先制のチャンスだったので先に取りたかったです。追い込まれていたので外野フライでもという気持ちでした。入ってくれて良かったです」と振り返った。村上は8-0とリードした8回2死一塁には、この日2発目となる23号2ラン。この1発で5打数4安打6打点とし、8回裏の守備からベンチに下がった。

村上の満塁弾は5月6、7日巨人戦、6月11日ソフトバンク戦に次いで今季4本目。満塁本塁打をシーズン4度以上打ったのは19年中村剛也(西武)以来、プロ野球8人9度目となる。

頼れる4番に導かれるように、先発の高梨も6安打完封で6勝目。首位を独走するチームも貯金を23まで増やした。

▼4番の村上が初回に満塁弾。村上の満塁本塁打は5月6、7日巨人戦、6月11日ソフトバンク戦に次いで今季4本目。満塁本塁打をシーズン4度以上打ったのは19年中村(西武)以来、プロ野球9度目(8人)。また、村上は昨年9月21日DeNA戦でも4番で初回に満塁弾。初回4番打者の満塁本塁打を2度記録したのは原(巨人)中村(西武)に次いで3人目。2年連続は村上が初めてだ。

▼村上の満塁本塁打は通算7本目。ヤクルトで満塁本塁打7本は池山10本、山田9本に次ぎ、ラミレス、畠山の7本に並んで球団3位タイ。

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