パ・リーグ首位のソフトバンクに激震が走った。球団は27日、和田毅投手(41)とジュリスベル・グラシアル内野手(36)、野村勇内野手(25)、藤井皓哉投手(25)、嘉弥真新也投手(32)、本多雄一内野守備走塁コーチ(37)、スタッフ2人の計8人に新型コロナウイルスの陽性判定が出たことを発表した。濃厚接触者の疑いがあり自主隔離していた杉山一樹投手(24)と正木智也外野手(22)は、PCR検査で陰性判定だった。

前日26日に複数選手の陽性疑いがあり、この日は東京ドームに真砂、野村大、川瀬、大竹耕が2軍から緊急合流。予告先発が和田から大竹耕に変更されるなど、対応に追われていた。今後については「陽性判定および濃厚接触の疑いのある選手、スタッフを隔離のうえ、従前の予定通りチーム活動を継続いたします」とした。

この状況を受けて、三笠杉彦取締役GM(48)が取材に対応。「対策を取っていても出てしまう。あらためて感染対策に取り組んでいきたいと思います。検査と感染対策をセットで、しっかり予防とチェックをしていきたいと思います」と話した。

この日は「鷹の祭典2022」の初日。特別ユニホームを制作するなど恒例の一大イベントの日に、まさかの緊急事態に見舞われた。

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