右脇腹肉離れで離脱していた日本ハム近藤健介外野手(28)が、1軍に合流し、「6番左翼」でスタメン出場。2回1死二塁の第1打席に中前適時打を放った。カウント1-1から、西武松本のフォークをはじき返した。「久しぶりの1軍の試合で、少し緊張もありましたが、なんとか打つことができてよかったです」。直前の初回の守備では、左翼後方への飛球がフェンスにあたってはね返り、ジャンプした近藤の顔面に当たるアクシデントもあったが、バットでしっかりと結果を残した。

近藤は5月4日の練習中に右脇腹を負傷し、登録を抹消された。当初は試合復帰まで約8週間の見通しと発表されていたが、予定よりも早い今月17日の2軍戦で実戦復帰。イースタン・リーグでは7試合に出場し、19打数5安打、打率2割6分3厘。DHで出場した同18日楽天戦の1試合を除き、すべて外野守備にも就いて準備を進めていた。