ロッテ佐々木朗希投手(20)と楽天田中将大投手(33)が1日、ZOZOマリンで相対する。2人の投げ合いは、昨年9月10日(ZOZOマリン)以来2度目。前回はともに8回2失点で降板し、勝ち負けはつかなかったが、果たして今回は-。

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田中将は、佐々木朗を率直に称賛した。「ファンの方とか皆さん思ってることと一緒ですよ。素晴らしい投手です。素晴らしい才能を持ってます」。日米通算185勝。これまでたくさんの投手を見てきたからこそ、“令和の怪物”のすごさが分かる。

その若き剛腕を正面から受け止める。相手が誰であろうと、いつも通り自分の投球に集中するのみ。登板前日の6月30日はZOZOマリンで最終調整。現在、自己ワーストの6連敗中だが「やることはやりました」と、変化球の精度に手応えをつかんだ。

長いトンネルを抜け出せてはいないが、そこは百戦錬磨のベテランだ。「一番いい薬は勝つことですよ。チームが勝ってなんぼなので、内容がどうであれ、味方が取ってくれた点数よりも失点を抑えて、勝つということ」。まずは佐々木朗より点を取られない。勝利という結果だけを貪欲に追い求める。

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