阪神は3連勝の後、3連敗を喫した。9回逆転サヨナラ負けで、DeNAと入れ替わって5位に後退した。同一カード3連敗は4月19~21日、同じ敵地のDeNA戦以来。横浜スタジアムでシーズン2度の3タテは22年ぶりだ。

今月は成績を持ち直したが、月間14勝8敗1引き分けでフィニッシュした。借金7となった。

1度は4点差を逆転した。初回にアーロン・ウィルカーソン投手(33)がいきなり4失点したが、5回に2点、6回に1点と追い上げ、7回に佐藤輝明内野手(23)が右翼席に14号ソロを運んで追いついた。佐藤輝は横浜では球場別最多の4本目のアーチ。

反撃の手をゆるめず、4-4の8回、1死三塁から梅野隆太郎捕手(31)の二塁ゴロで勝ち越しの1点を奪った。

しかし、ウィルカーソン降板後、無失点で踏ん張ってきたリリーフ陣が最後に崩れた。

1点リードの9回、抑えの岩崎優投手(31)が嶺井博希捕手(31)にサヨナラ打を浴びた。