巨人が3連戦初戦を落とし、連敗で最大11(4月28日)あった貯金は1となった。

2戦連続で中5日でカード頭を託したシューメーカーが、広島4番マクブルームにめった打ちを食らった。1回2死二塁、2球目のスプリットを左前に運ばれ、早々と先制を許すと、4回先頭の第2打席では、143キロツーシームを捉えられ、左中間への二塁打。その後、2死二塁から羽月に浴びた適時三塁打で3点目を失った。

極め付きは5回2死三塁。内角低めの142キロツーシームを左中間スタンドに運ばれ、5失点目を献上。いずれも2球目のファーストストライクを痛打され、4回2/3を7安打5失点で降板となった。

打線は6回に岡本和の適時打などで2点を追加するも、以降はあと1歩及ばず。2死満塁から代打中田が二飛に倒れた。8回にも2死満塁までチャンスを広げたが、代打中島が一飛に仕留められた。

首位ヤクルトが敗れたため、ゲーム差は12・5のままだが、3位広島に1・5ゲーム差まで縮められ、4月28日に今季最大の11あった貯金は残り1となった。

○…投打がかみ合わずに連敗し、貯金が1になった。シューメーカーが5回途中5失点KOと先発が8試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)を達成できず、岡本和と坂本の主軸がマルチ安打も3得点9残塁。原監督は「なかなか乗り切れないね。あと1本というところ。なんとか打線がつながらないとね」と振り返った。4月28日に最大11あった貯金は、1にまで減った。

▽巨人桑田投手チーフコーチ(8戦連続で先発のクオリティースタートがないことに)「練習量や肩の作り方などを工夫しながら夏場を乗り越えていかないといけない。(菅野の中7日は)オールスターまであと3回、ベストな状態で投げてもらいたい」

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