阪神が4連敗を喫した。

1-1の同点で迎えた8回にセットアッパー湯浅京己投手(22)が4番A・マルティネス捕手(26)に勝ち越し2ランを浴びた。中日は大野雄大投手(33)が試合直前に登板回避。中日の8人継投の前に打線は1得点しか奪えなかった。試合後の矢野燿大監督(53)の一問一答は以下の通り

-7回までの得点機で1点とれないのが痛かった

矢野監督 「まあ振り返ればそうなんだけど」

-大野雄が先発回避し、相手の継投策でもチャンスはつくれていた

矢野監督 「横浜(DeNA)戦でもそうやったけど、ちょっとかみ合わないというね。ランナー出てから返せないっていうところがちょっと続いている。積極的にはいけているんで、そこにプラスアルファ、何かこう、合わせていかないと。相手も得点圏にいけば絶対に打たせない、打たせないっていうようなボールを投げようと、またキャッチャーもそういう配球をしようとする。まずは積極的にいくっていう、そこにプラスアルファの何かは、やっぱり準備の段階で上げてこないと」

-糸原のらしいヒットがあった

矢野監督 「向こうはピッチャーをつぎ込んできていたので、追いつけば面白いっていうのはみんなわかっていたと思う。そういうところで価値ある1本やったと思います」

-青柳は立て直した

矢野監督 「ちょっと前半、ランナーが出たっていうのはもちろんあるんやけど、テンポがちょっといつもよりは、間延びじゃないけど、ちょっと長いんかなっていうところで、そこも修正して、1点でいってくれた。味方が点を取ってくれたら投げさせたいというところまで来てたんで、十分、仕事はしてくれたかなと思います」

-湯浅は悔しい1球になった

矢野監督 「経験の浅いピッチャーを使っているし、アイツが成長した証しとしてあそこで投げられているので、打たれたことは全然かまわないし、逃げたわけでもなんでもない。でも、あの場面であのボールを打たれるっていうことが、また次どうするか、あいつの中の経験値として肥やしにしていかないといけない」

-近本が27試合連続安打

矢野監督 「これだけ続くってなかなか難しいことやし、開幕前から高い目標を持って200本とか目指しているところもあると思う。そういうところは自分のモチベーションにしながら。でもまあ、今はかえすところにいるんで。チャンスメークだけじゃなくてね、かえす打撃もチカ(近本)はできると思うんで。そこらへんをやっていってくれたら」