巨人が3連戦初戦を落とし、連敗で最大11(4月28日)あった貯金は1となった。2戦連続で中5日でカード頭を託したシューメーカーが、広島4番マクブルームに3打数3安打3打点1本塁打とめった打ちを食らった。いずれも2球目のファーストストライクを痛打され、4回2/3を7安打5失点で降板した。
先発投手は4月21日のDeNA戦で7回1失点の戸郷を最後に、8試合連続でクオリティースタート(6回以上、自責3以内)から遠ざかった。2番手以降は、戸根、赤星、桜井と無失点リレーでつなぐも、打線の援護なく2連敗となった。
桑田真澄投手チーフコーチ(54)の一問一答は以下の通り
-シューメーカーの投球はどう見たか
ボールはブルペンでもすごく良かった。やっぱり初回は難しいんですけど、立ち上がり、当たり損ねがヒットになったり、ポランコが太陽で見えなくてマクブルームをホームにかえしてしまったりとか。ああいう不運な失点の仕方をして波に乗りきれなかった。途中フォーシームを少し使い始めて良くなったんですけど、本人もマクブルームのホームランは一塁も空いていたし、きっちりいこうと思っている中でのホームランだったので、しょうがないかなと思います
-中5日での登板だったが、もう少し長いイニングを投げてもらいたかった
まだまだ投げられると思いますし、中5日は決して短い間隔ではないと思いますね
-8試合続けてクオリティースタートが出ていない
ずっと開幕から週に3、4試合はクオリティースタートを続けてくれていたんですけど、夏場、暑くなってきて、疲れが出ているのかも分からないです。ここは休めばなおるものではないので、練習の量とか、肩の作り方とかそういったものも、工夫して相談しながら夏場をうまく乗り越えていかないといけない
-中継ぎは0点でつないだ
リリーフ陣はすごく頑張ってくれました。ランナーを出しながらですけど、よく0点で粘って抑えてくれたと思います
-明日菅野が中7日になる。何か理由が
体調面のことがあったりしてね。少し(間隔を)空けながら投げていった方が。オールスターを見据えて、あと3回しか投げられないと思うので、その3回をベストな状態で投げてもらいたいなという思いがあります