楽天田中将大投手(33)が2日、出場選手登録を抹消された。石井一久GM兼監督(48)は「間を空ける狙い。(先発機会が)1回、飛ぶだけです」と説明した。

田中将は先発した1日ロッテ戦(ZOZOマリン)で5回0/3を4安打2失点の粘投。勝ち投手の権利を持って降板したが、7回に安楽智大投手(25)、8回には宋家豪投手(29)がそれぞれ2失点。チームは逆転負けで、田中将は5月10日ロッテ戦以来の5勝目はならなかった。

また、5回の投球中に打球が右肘付近を直撃するアクシデントもあったが、石井GM兼監督は「あんまり、そこ(打球直撃)は関係ないですかね。大丈夫という認識。それよりも、この登板が終わって1回、間を空けようかと思っていた。どっちかというと、そっちの方が強いですね」。スケジュール的にも余裕が出てくるタイミングで、7戦連続で勝利から遠ざかっている田中将にリフレッシュ期間を与えた。