DeNAが今季3度目のサヨナラ勝利で、借金1と完済に王手をかけた。延長11回に宮崎敏郎内野手(33)がサヨナラ打を放ち、4時間10分の熱戦に終止符を打った。三浦大輔監督(48)は「選手を信じて、決めてくれると。宮崎が見事に決めてくれました」と、ヒーローをたたえた。

3点リードの7回にセットアッパーの伊勢大夢投手(24)がまさかの3失点で同点とされたが、最後は広島を振り切った。三浦監督は「伊勢は打たれたけど同点で、よく踏ん張った。今までいっぱい助けてもらっている。みんなでよくカバーできた」と、チーム一丸での連勝に笑顔。借金1となって迎える4日の広島戦へ向けて「チームの雰囲気もいいので、明日も一丸となって戦っていきます」と、締めくくった。

○…右肘手術から復帰2戦目となったオースティンが、代打で今季初安打初打点をマークした。6回1死二塁の場面で登場し、中前適時打。「三浦監督にチャンスをいただき、感謝しています」と、連日の代打起用に応えられて笑顔。試合前に「しばらく昨日みたいな形になる」と明言していた指揮官も「いい仕事してくれた」。強力な代打の切り札が、連勝スタートとなった後半戦を勝ち抜くキーマンとなりそうだ。

▽DeNA浜口(先発で6回2失点と好投。2回には4年ぶりの打点となる適時打)「3回から自分の中で修正点を見つけることができ、投げている中で修正することができました」

DeNAニュース一覧はコチラ>>