都市対抗優勝のENEOSは7日、元レッドソックスの田沢純一投手(36)が野球部に加入することを発表した。横浜商大高から05年に新日本石油(現ENEOS)入り。08年以来14年ぶりの復帰となる。

10月末から開催される社会人日本選手権(京セラドーム大阪)に出場する。「このたびエネオス野球部に復帰することとなりました。2005年から4年間、エネオス野球部には大変お世話になりました。在籍期間中は野球の技術だけでなく、社会人としての立ち振る舞い等、多くのことを学ばせていただきました。また、メジャーリーグへの挑戦の際、温かく送り出していただき、誠に感謝しております。エネオス野球部に復帰したからには、まずは、目下10月30日に開幕する日本選手権大会でのダイヤモンド旗奪還を目指し、全力でチームに貢献したいと思いますので、ご声援の程、よろしくお願いいたします」とコメントを発表した。

レッドソックスでは13年にワールドシリーズ制覇に貢献。メジャー通算388試合に登板し、21勝26敗、4セーブ、防御率4.12。20年の帰国後は、独立リーグのBC・埼玉でプレー。21年は台湾プロ野球の味全、今年はメキシカンリーグのドゥランゴでプレーしていた。