阪神西純矢(21)は王者ヤクルト相手の秘密兵器となりそうだ。この日は先発で3イニングを3奪三振1安打無四球で無失点。わずか34球で内野安打1本にまとめ、「(坂本)誠志郎さんとも会話しながら、変化球を主体に、どのボールもしっかり意図を持って投げ分けることができました。全体的にうまく組み立てることができた」と納得した。

高卒3年目の今季は14試合登板で6勝3敗、防御率2.68と大きく飛躍。中でもヤクルト戦には3試合先発で無傷の2勝、防御率1.59と好相性を誇る。矢野監督は「内容は素晴らしく良かった。全部のボールを操れている感じだし、相手にスイングをさせていない。自分のタイミングで振らせていないボールが多かった」と絶賛。2位DeNAとのCSファーストステージを勝ち上がれば、ファイナルステージで先発マウンドに上がる可能性が高い。

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