“村神様”とプロの舞台で相まみえる。DeNAドラフト2位のトヨタ自動車・吉野光樹投手(24)が愛知・豊田市内のホテルで入団交渉し、契約金6400万円、年俸1200万円(金額は推定)で合意した。

九州学院で1学年後輩だったヤクルト村上との対戦に向け「すごく楽しみにしています。自分のセールスポイントを生かして、勝ちたいなと思います。シーズン通して、しっかり抑えていきたいなと思います」と意気込んだ。

期待の高さは、通算134勝を挙げた遠藤一彦氏が背負った「24」に込められた。自身も最速150キロの速球、フォークが武器の右腕は「エースとしてすごく活躍されていて、直球のキレ、フォークがすごい投手。自分もそういうふうになれたら」と憧れた。日本選手権ではコンディション不良から大事を取る形で登板はなかったが、順調に回復。三浦監督が広島栗林にイメージを重ねる即戦力右腕が、“村上斬り”で名をあげる。【久保賢吾】

 

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