今季限りで現役引退した前日本ハム内野手の杉谷拳士氏(31)が23日、札幌ドームで行われた「日本ハムファンフェスティバル2022」に登場した。

「前進セレモニー」は、入団時からの活躍をまとめた映像からスタート。終了すると「背番号2、杉谷拳士」のアナウンスがかかり、球団キャラクター「しゃけまる」をかぶり、きつねのしっぽをつけて、フィールドに表れた。

チームメートの近藤健介外野手(29)、松本剛外野手(29)、清宮幸太郎内野手(23)野村佑希内野手(22)から花束を贈られると、目を潤ませあいさつ。「杉谷拳士は北海道から世界に前進します。帰って来るのは、ここ北海道です。街で見かけた際は拳士、ケニー、社長と声をかけてください。いつかまた、すてきな報告ができるように頑張ってきます。14年間、声援ありがとうございました」。集まった3万1578人のファンから大きな拍手を受け、送り出された。