イースタン・リーグ表彰式では、DeNAで唯一、石川達也投手（24）が優秀選手賞を受賞した。
横浜市出身で横浜高卒の左腕は、「目標は松坂（大輔）さん。いつか追いつけるように頑張っていきたい」と高校の大先輩の名前を挙げ、喜びを力に変えた。
20年のドラフトで育成1位指名を受けて入団し、今年6月に支配下登録された。1軍でも7月14日の広島戦で初登板初先発を果たして3試合に登板。イースタン・リーグでは22試合で32回2／3を投げ、41奪三振。防御率1・10の好内容が評価された。「やっとスタートラインに立てたなと思いました。どのポジションでも1軍に定着出来るなら、持ち味を出して頑張っていきたい」。
先発、リリーフにこだわらず、キレのある変化球を武器に、横浜スタジアムのマウンドに立ち続ける決意表明となった。
