阪神才木浩人投手(24)が来季の先発ローテ定着へ最強のスパイクをゲットした。7日、大阪市内で「SSKスタッフ会議」に出席。スパイクの歯を最大で1センチ程度、外寄りに付ける新アイテムの提供を受けた。オリックス比嘉や巨人高橋らも使用している形状。用具担当者は「歯を外にずらすことで、立った時の安定感がある」と投球時の出力アップが見込めると明かした。才木も「立ちやすくなって、動いた時の感覚は結構良さそう」と好感触だ。

トミー・ジョン手術から復帰した今季は登板9試合で4勝(1敗)をマーク。右肘の負担を考慮され、中6日での登板などは避けられた。来季は年間フルローテーションが目標だ。「1年間を考えたときに、足が疲れないためにはどうしたらいいかを、SSKさんからアドバイスをもらって(考えた)」。新兵器で足元を固め、完全復活を期す。

○…北條は11年目の来季に向け、先端をくりぬいたバットの使用を検討している。「SSKスタッフ会議」に出席。「大山、(ヤクルト)村上選手とかが使ってて『あ、くり抜いてるんや』って。試したことがないので(オフからキャンプにかけて)試してみようかなと思って。あまり変わらないかもしれないけど、真っすぐに遅れないように」。操作性を重視して、新相棒をテストする。