東都大学野球の亜大が18日、都内の合宿所で納会を行った。

最速150キロ右腕、草加勝投手(3年=創志学園)が来年のドラフト指名を目標に掲げた。「プロは1番の目標。来年はアピールしたい」と意気込んだ。

高校時代は、阪神西純の2番手。当時、脚光を浴びるチームメートの姿を目に焼き付け「4年後は自分も」と誓った。あれから3年。今秋は防御率0.29で最優秀防御率と敢闘賞に輝き、ドラフト候補に成長。直球の質とキレでは誰にも負けない。「春は先発投手として5勝したい」と、上を目指す。

また、来年度の新役員も発表され、主将に就任した松浦隆己外野手(3年=神戸国際大付)は「4年生に助けてもらい日本一を経験できた。自分たちも目指すべきところですが、まずは1部残留ができるように頑張りたい」と決意を口にした。

目指すキャプテン像には大先輩の巨人松田を挙げた。亜大では「ずっと声を出していた主将」と松田伝説が残る。「僕も下を向かず、失敗にも声を出してチームを勢いづけたられたらと思います」と、熱男魂で1部残留へチームを導く。

他幹部は、副主将に小山翔暉捕手(3年=東海大菅生)、右田稜真外野手(3年=二松学舎大付)、学生コーチに正高奏太内野手(2年=狭山ケ丘)、主務は西村龍太郎マネジャー(3年=天理)が就任した。