WBC代表メンバー選出が正式発表された阪神中野拓夢内野手(26)が、喜びを語った。

入団3年目での選出となった中野は「小さい頃からの夢でもあった。(3年目の選出は)正直本当にびっくりした。2年間試合に出続けられたことが一番の要因かなと思っています」と、思いを明かした。

栗山英樹監督(61)からは直接電話で「ショートとセカンドの両方のポジションをやってもらう」と連絡を受けた。今季からチームでは二塁で起用する方針が固められているが、阪神岡田彰布監督(65)も遊撃での起用を了承。2月後半に予定される代表合宿での遊撃練習も承諾している。中野も「今年、二塁1本ってことも言われているんですけど、ショートの練習もやっていきながら両方頑張りたい」と、両にらみの調整で臨む。

足も持ち味の中野。ルーキーイヤーの21年に30盗塁で盗塁王を獲得し、今季もリーグ4位の23盗塁を決めている。「やっぱりスピードに期待していただいていると思う期待に応えられるように頑張りたい」と意気込んだ。

阪神からは湯浅京己投手(23)と2人が選出。「全国にタイガースの一員だということをアピールできるように。自分のやるべきことをやっていきながら、世界一に貢献できるように頑張っていきたいと思います」と、阪神の代表選手としての覚悟を語った。

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