オリックス宮城大弥投手(21)と宇田川優希投手(24)が26日、大阪・舞洲の球団施設で、3月のWBCに臨む意気込みを語った。

興南(沖縄)3年時の19年U18W杯代表でも主力級で活躍した宮城は「(国際大会は)全身震えるというか、寒いときの震えみたいな感じ」と独特の緊張感を思い起こし「投げさせてもらえる場所があるなら、そこで一生懸命腕を振っていきたい」と、本職の先発以外の登板にも備えると意気込みを示した。

興南時代の投球を見て絶賛してくれたパドレス・ダルビッシュとも、チームメートに。「まだダルビッシュさんにお礼は言えてないので、一番最初に言いたいですし、いろいろ参考になると思うので、たくさん聞けたらなと思います」と対面を心待ちにする。

野球人生初の日本代表に選ばれた宇田川は「栗山監督から『いろいろ考えた結果、宇田川君の力が必要だと思ったので、一緒に戦ってください』というふうに、電話をいただきました」と、代表監督のメッセージに感激。過去のWBCでは「イチローさんのタイムリーと、最後にダルビッシュ投手がスライダー投げて三振取って優勝決めた時がすごい記憶に残っています」と連覇の瞬間を鮮明に記憶。昨季途中に支配下登録され、一気に日本代表入りしたシンデレラボーイは「日本中が盛り上がるような三振を取りたいか」と問われ「取っていきたいですね」と力強く応じた。

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