巨人ドラフト2位萩尾匡也外野手(22=慶大)が、歌って踊る同期に負けじと、壮大な夢を語った。26日、川崎市・ジャイアンツ球場で、新人合同自主トレは最終クールに突入した。まとめ役で盛り上げ役の萩尾は、同期の素顔を披露。弾き語りが得意な田中千晴投手(22=国学院大)には、コブクロの曲をリクエストし、想定外の甘い声に「めちゃくちゃいいです。あんなでかい体しているのに甘いんですよ声が。僕歌が苦手なんで、その能力欲しい」と酔いしれた。
寝食をともにする寮生活では、徐々に着飾っていたベールが脱がされ、文字どおり裸になる。高卒で育成の中田歩夢内野手(18=東奥義塾)は、風呂場で全裸のままキレのあるダンスを披露。ずっこける姿に腹を抱え「中田はけっこういいですよ。あれ追っていたらおもろいと思います」と、推しメンに挙げた。熊本出身とあり、「はぎモン」の名付け親である浅野翔吾外野手(18=高松商)には「頑張って(キャラを)つくってますよ。素顔はもうあんなんじゃ」と、兄貴肌全開で温かく見守る。
そんな同期との自主トレもあとわずか。この日はWBC侍ジャパンのメンバーが発表された。4番筆頭候補であり、熊本の同郷で1学年年上のヤクルト村上とは、文徳高2年のとき、熊本県大会準決勝で直接対決したことがある。将来的な侍ジャパンでの競演に「その形が一番熊本の人たちが喜ぶと思う。今は全然差がありますけど、負けじと全力で追いついていけるように頑張ろうと思います。そこに対して憧れはあります」と、夢を見る。
慶大では、東京6大学4年秋に戦後16人目の3冠王、大学侍ジャパンを経て、巨人入りした萩尾。村神様の大きな背中を追いかけながら、春季キャンプがもうすぐ始まる。



