WBCの侍ジャパンに選出されている楽天松井裕は段階を踏みながら、順調な仕上がりを見せている。

沖縄・金武キャンプ第2クール2日目で、今季初のセットポジションをブルペンで披露。「セットで課題を出すことができた。(顔が)上を向いたり、力の向きが合わなかった」と改善点を得た。投球後には、投球動作を入念に確認。体重移動など、全体的な部分を見つめ直した。「体自体は順調に仕上がっている。実戦に向けて、打者に力みなく投げられるか」と見据えた。

今シーズンは最年少での200セーブ達成に、残り「3」と迫る。17日からは日本代表合宿に参加して日の丸を背負って戦うが、例年と気持ちの面で変わることはない。「どのシーズンも、今は自分に矢印が向いている状態。先を見るというよりかは、自分に対しての状態のアプローチをやっていきたい」と、まずは足元を固めていく。

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