ヤクルトは15日、新たに成田裕オーナー(71)、衣笠剛球団会長(74)、林田哲哉球団社長(67)が就任したと発表した。

3人は都内で就任会見を開き、成田新オーナーは「これだけの成績の中で引き継ぎ、身の引き締まる思い。このチームがさらに強くなり、多くの方に支持されるチームにしていきたい」と抱負を述べた。

約2週間後に迫る開幕に向けては「サッカーW杯、今回のWBCもそうだが、組織力や同じ目標に向かって力を合わせられるところが日本の強みだ。スワローズも大谷(翔平)選手じゃないが、プレーそのものを楽しんで可能性を引き出して、良い結果につながるようなチームにしていきたい」と意気込んだ。

国内食品事業の本部長を6年間務めてきたという林田新球団社長は「業種は違えど球団も事業ですから共通するものもある。1つは強い商品を持つことで、球団で言えば強いチームを持つということ。本社では今『ヤクルト1000』がある。それと同様に、お客さまに喜んでもらえる強いチームづくりを心がけていく」と抱負を語った。

球団社長から昇格した衣笠新会長は「11年に社長に就任して12年。社長から会長となるが、球団初の3連覇に向けてスワローズの歴史を新たに積み上げていきたい」と語った。

また現在、計画を進める新神宮球場について衣笠新会長は「32年に完成し、33年から公式戦を開始すると聞いている。東京都の承認が先月下りた。これから神宮球場一帯の開発が進んでいくと思う」と述べた。埼玉・戸田市から茨城・守谷市への移転計画が進んでいる2軍施設については「26年に施設を完成させて、27年のイースタン・リーグから守谷市の新球場で行っていきたい」と説明した。【三須一紀】

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