ソフトバンク藤井皓哉投手(26)が、プロ初先発で今季1勝目を挙げた。7回2安打無失点。最速155キロの直球と鋭いフォークを武器に9奪三振の快投を見せた。

藤井は20年オフに広島から戦力外通告を受け、21年は独立リーグの四国IL・高知に所属。21年12月にホークスに育成入団し、翌22年の開幕直前に支配下登録された。昨季は中継ぎで55試合に登板し5勝1敗、防御率1・12。主に「8回の男」としてブルペンを支えた。今季からは先発転向し、開幕ローテーション入りをつかんでいた。

打線は藤井と同じ26歳の栗原陵矢外野手が2戦連発の決勝ソロ。新4番の活躍で、15安打7得点を奪い、開幕2連勝を飾った。

【関連記事】ソフトバンクニュース一覧