7回までパーフェクト投球を見せていた阪神先発の村上頌樹投手(24)が、8回の攻撃で代打を送られた。原口文仁内野手(31)が起用され、二直に倒れた。

直後の8回には2番手石井大智投手(25)が登板。ただ、先頭岡本和にソロアーチを浴び、試合は同点に。村上のプロ初勝利も同時に消えた。

 

◆完全投球で交代 最近の主な例では昨年4月17日、ロッテ佐々木朗が日本ハムを8回まで無走者に抑え、同10日オリックス戦に続く2試合連続完全試合を目前としたが、井口監督は益田に交代。延長10回0-1で敗れた。日本シリーズでは07年第5戦、中日山井が日本ハムを8回まで無走者に抑え、チームも1-0でリードしていたが、落合監督は9回に守護神岩瀬を投入。継投による完全試合達成で日本一を決めた。