プロ入り初の4番スタメン出場の茶谷健太内野手が、先制打を含む2打席連続適時打を放った。まずは4回無死一、三塁、オリックス田嶋の7球目、外角高め115キロチェンジアップを中前にはじき返して先制点を呼び込み「チャンスだったので、なんとか点を取るために必死に食らいついていきました。ランナーをかえすことができて良かったです」。これで打席に立った試合で、10試合連続安打となった。

さらに5回2死三塁では同じく田嶋に対し、平凡な三ゴロと思われた打球がベースを直撃するラッキーな左前適時打となり、貴重な3点目をもたらした。

186センチ右打ちの強打者で、帝京三高(山梨)から15年ドラフト4位でソフトバンク入団。18年オフに自由契約となり、19年に育成としてロッテ入団。同年末に支配下登録を勝ち取った。今季はこの試合前まで25試合に出場し、打率3割6分8厘の好成績。苦労人がプロ8年目の4番抜てきで、結果を残した。

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